「無印良品のノートでバレットジャーナルをやりたいけど、いちばん使いやすいのはどのノートだろう。サイズもいろいろあるし、中身も横罫や方眼、ドット方眼、それに無罫まであるし、迷ってしまう。全部買って試せたらいいけど、時間もお金もかかるしね。」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- Bujoをやる上で避けたいノート
- Bujoに最適な無印ノートはこの2つ(私見)
- 私の1冊目(無印ノート)について
この記事を書いている私も、実はバレットジャーナル=bujoを始めてまだ半年未満で、つい先日1冊目のノートを使い切ったところです。
まだまだ初心者ですが、使い切った1冊目のノートは無印ノートだったし、無印良品のいちおうファンなので、bujoを始める前に店頭で無印良品のほぼすべて使えそうなノートを手にとって検討しました。
結果、私の1冊目は、ノート選びに失敗したのかなと思っています。
そういった失敗の経験も交えて、bujoを無印ノートでやるのならどのノートがいいか、ということについて記事にまとめてみようと思います。
この記事は、 2〜3分で読み終わると思います。
Bujoをやる上で避けたいノート

Qどんなノートを使うべきですか?
A上質のノートは長持ちします。ノートを選ぶ際に留意しなければならないのは2点。「サイズ」と「質」です。大きすぎると、持ち運びができません。小さすぎると、実用的ではありません。携帯してもボロボロにならない、丈夫なノートを選んでください。そうすれば長く使用できます。
バレットジャーナルの発案者であるライダー・キャロル氏はその著書『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』の中で、選ぶべきノートについてこのように述べています。
全面的に同意します。
以下主観も入りますが、bujoをやる上で避けたいノートについてまとめました。
- A5かB6以外のサイズのノート
- 紙質が悪いノート
- ページ数が少ないノート
- リングノート
- 横罫だけのノート(横罫縦ドットは可)
1つずつ解説していきますね。
A5かB6以外のサイズのノート
ライダー氏も言っているように、大きすぎるノートまたは小さすぎるノートはbujoには不向きです。そういう意味では、A5(148 × 210mm)かB6(128 × 182mm)サイズが最適かと思います。
ただ、タスク管理とメモというBujoの基本的な機能しか実践しないのであれば、A6(A5の半分、かなり小さいですよ)もありかと思います。
A5とB6でどっちかと言われたら、マインドマップやイラストなどを描くならA5のほうが絶対いいです。そうでなくても、広いほうが書きやすいのでやはりA5のほうに軍配が上がります。
私の1冊目はB6だったんですが、カレンダーを作ったりするときに、窮屈だなー、もうちょっと広さがほしいなと、感じることはしばしばありました。
紙質が悪いノート
Bujoは両面に書くので、裏写りする紙は絶対に避けたほうがいいです。私は1冊目は実はシャーペンで書いたのですが、シャーペンでも意外と裏写りするものです。まあシャーペンの場合裏写りは消しゴムで消せますけど、いちいちやってられないし、何よりシャーペンは少数派だと思いますので、上質な紙のノートにしたほうがいいと思います。
紙質が悪いと書くときに気分が出ないですしね。それに破れやすいし。
無印ノートは再生紙、植林木ペーパー、上質紙などいくつか紙質がありますが、bujoをするなら上質紙一択だと思います。
ページ数が少ないノート
Bujoで生活を管理するようになれば、いろんなことを書き込みたくなります。いわゆる「カスタムコレクション」というものですね。私の場合、個人的なプロジェクトから長く続きそうな仕事のプロジェクト、日々の気付きや調べ物など、いろいろ記入しています。
私の1冊目は160ページ(80枚)のノートでしたが、2月から5月まで、4ヶ月で使い切りました。30枚のノートとかを買うと、下手したら毎月ノートを買うハメになるかもしれません。
プロジェクトとかは1ヶ月で終わらないことが多々あると思いますので、枚数の少ないノートにしちゃうと、前のノートないし前の前のノートを常時参照しなければならなくなるかもしれません。これじゃ不便すぎますよね。
リングノート
リングノートは左側のページを書く時に、手がリングにあたって書きにくいというのはよく知られているデメリットです。これについては、360度折り返せるなどのメリットのほうをとって、リングが邪魔というデメリットを我慢する人も多いようですが、bujoをやるうえで、実はリングノートにはもう2つデメリットがあります。
1つはリングがあって収納しづらいことです。もう1つは背表紙が貼れないことです。
Bujoノートは長期保存が前提となりますので、収納のしやすさも重要だと思います。リングノートは本棚に並べるのもケースにしまうのも、結局は「リング」が邪魔で一筋縄にはいきません。
また本棚に並べるときや、ケースに立てて入れるときなどの場合には、年月やノート番号がわかるように背表紙を貼りたいところですが、リングノートではそれができません。
横罫だけのノート(横罫縦ドットは可)
これは不可というわけではありませんが(私の1冊目も横罫でした)、個人的には避けたほうがいいかなと思っています。
なぜなら横罫って結構存在感がありますよね。文字を書くときには助けになりますが、何かイラストや図表を描きたいといったときには、その存在感が返ってじゃまになり、どうしても意識してしまいます。
また横罫オンリーの場合は、各行で文字が揃えにくい、縦に線が引きにくいといった欠点もあります。
ただ、後述しますが横罫に等間隔に縦ドットが配置された横罫縦ドットタイプはいいと思います。
Bujoに最適な無印ノートはこの2つ(私見)

ということでbujoに最適な無印ノートはこの2つです。
上質紙 フラットに開くノート A5・横罫縦ドット・80枚・ライトグレー
上質紙 フラットに開くノート B6・横罫縦ドット・80枚・ライトグレー
リンクをクリックしたら無印のサイトに飛びます。これらは同じノートのサイズ違いですね。
ロイヒトトゥルムを始め、いろんなbujoの専用ノートはみんなドット方眼ですし、公式本でもそれを前提に書かれていますが、無印のドット方眼ノートは「リングノートのみ」なので、残念ながら先程紹介したように、書きにくさ、収納、背表紙などのデメリットがあるので対象外としています。
方眼ノートもいいですが、無印の方眼ノートは30枚しかありません。bujoやると1ヶ月あまりで使い切ってしまいます。
なのでbujoに最適なノートでは決してないですが、無印ノートの中で、ということでしたら、上記の2つが答えにはなります。
横罫の存在感は相変わらずですが、縦ドットのおかけで、文字を揃えたり、縦線を引いたりするのに苦労しないはずです。
他のメリットは、先程紹介した避けたいノートの反対を満たしているところです。
- サイズが丁度いいこと
- 紙が上質紙
- 80ページと使い方にもよりますが3ヶ月以上は使えると思います
- リングノートじゃない
- 横罫だけじゃない
私の1冊目(無印ノート)について

なお私が始めて買ったbujo用ノートはこちらです。
B6で縦ドットなしのバージョンです。横罫だけなので文字を揃えたりするときに不便さを感じたことは一度や二度ではありません。
また一回水をこぼしてカバーを濡らしてしまったときに、「しまった、買ったばかりなのに」とドキドキハラハラしていましたが、乾いたらわりとどうってことないくらいに戻っていました。
なお写真のページは「調べ物」のページです。
何か知りたいことが頭に浮かんだら、すぐには調べず、bujoにタスクとして記入して後で時間ができたときに調べることにしています。
いろんな色の付箋はそれぞれ意味があり、オレンジ=毎日見るべきページ、青=カスタムコレクション、黄=重要度の低いタスクがあるページ、赤=重要度の高いタスクがあるページ、といった感じです。
黄天化でした。今回は以上です。